Details

中小企業は本音の人事考課制度で

中小企業の人事考課制度の導入または改訂にあたっては、様々な従来の方式を超えた、本音の人事考課をぜひお勧めします。

<人事考課を考える際の中小企業の環境>

1.社員の活性化

人事制度の最大の目的。

目標が明確、達成感がある、

能力向上につながる、

人間関係が楽しい、収入と生活の安定。

2.ところが社長は営業、技術者の筆頭等で超多忙。PDCAがまわっていない。

人    ・・ 管理者が育っていない。

仕事  ・・ 仕事の変化が大きい。個々人の能力に頼るが、仕事は全体でまわる。

仕組み ・・ ものごとのシステム化が遅れている。会社と個人のベクトルがあっていない。

<人事考課制度の制約条件>

1.目標管理

個々人の目標が作れない。

時々刻々と仕事が変化する。

半年先は社長も見えていない。

2.人事考課

考課者が育っていない。

考課の時間が無い。

口下手でフィードバックできない。

教育体制が無い。

3.能力基準等

仕事はどんどん変化する。

技術の進歩(陳腐化)は激しい。

基準書等を見ている余裕が無い。

<目標管理は、仕事そのものの日程管理で>

1.会社のビジョンと年度の努力目標を明確化。

2.目標達成のための障害・課題をオープン。

3.個人の目標でなく、職場の目標で管理。

<本音の人事考課制度の基本原則>

1.30:60:10 の原則

2.表彰型の考課制度

3.数字化は相対評価で

4.ほめて育てるフィードバック

5.人事考課の機能はシンプルに管理者を育て、社員の元気が出る考課。

<本音の人事考課表>

1.自己申告(自己評価)

仕事の成果、プロセス、うまくいったこと、課題、

お客様によろこばれたこと、チャレンジしたこと、

業務上の補強すべき知識、将来の希望。

2.上司の考課

特に本人に対して誉めるべき点。

とりわけ職場にPRしたいほどのもの。

今後の為に注意しておくべきこと。

観点は、会社の実情によるが、成果、課題対応、チャレンジ、等ほんの数項目でよい。

キーは「いかに誉めるか!」


詳しくは、お問合せください。